フルマラソン一週間前の準備
- 2013/02/17
- 02:11
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いよいよ東京マラソンまであと一週間となりましたね!かくいう筆者は東京マラソンは毎年応募していますが当たりません。
大阪マラソンも当たりません。
そんな筆者はさておき、
今回はフルマラソンまで一週間でできる事を考えていきたいと思います。
まず練習ですが、長めの練習はもう今日明日が最後のチャンスです。
人によっては2週間前までに済ませとけと言いますが、私は一般的なランナーの練習なら一週間前なら回復できると思うのでやっても良いと思います。
但し、怪我には細心の注意が必要です。
もし怪我してしまったら一週間では回復の余地はありません。
あとは練習はテーパリング(徐々に減らす事)してゆけば良いと思います。
あくまでもレース当日には疲れがゼロの状態で挑めるように、各々独自の調整が必要です。
私の場合で言うと月から金の5日の内3〜4日ぐらい走って、距離は10km超から最後は5km前後ぐらいに落とします。
スピードもジョグ程度にして、あまり負荷をかけないようにします。
体に走る事を忘れさせないで、且つ疲れを残さないイメージです。
そして前日の土曜は完全休養、レースの土地によっては移動日になる事も多いでしょう。
移動だけで一仕事なので、わざわざ現地で走る事もないです。
疲れない行動を心掛けましょう。
そしてこのテーパリングと同時にカーボローディング(体内にエネルギーを蓄積する事)を行います。
詳しくはググって下さい(笑)
ざっくりと言えばこれは食事方ですね。
私のやり方としては、
三日前ぐらいから意識的に炭水化物を多く摂るようにします。
前日は特に気を使って、消化の良い炭水化物をしっかりと摂ります。
うどんなんかが最適ですね。
ここでワンポイント、汁を飲み干す事。
これはあくまでも脂っ気の少ない汁ですが、前日に水分や塩分をしっかりと体に蓄えるには最適です。
コンビニなんかにあるざるそばとかでもいいです。つけ汁も飲んでしまいましょう。明日の活力です。
もうこの際です、普段節制しているデザートなんかもしっかりと食べましょうね。糖質の補給です。
心置きなく食べられるのはこの日ぐらいです。
なんせ翌日は42kmも走るのです。これぐらいの摂取は無いに等しいです。
但し、お腹の調子を損なわない程度で。
そして当日、
もうできる事は殆どありません。
あとは走るだけ、
しかしここでもワンポイント!!
この段階になりましたらもう炭水化物より油分のエネルギーの方が効率よく使用できるという話しがあるのです。
一般に当日は油分は控えよというのが通説ですが、いかなものでしょう?
普段控えている脂っこいもの、朝マックでしっかりしたマフィンとハッシュドポテトなんか最適なのかもしれません。
そんな話しも知っていれば固定観念に囚われず、当日の行動にも融通が利いて良いかもしれませんね。
とは言え何事も限度があります、極端にならないように。
とにかく朝は早めにしっかりと食べましょう。
これだけ準備すれば大丈夫、あとは走るだけ!
練習と食事面ではこんな感じですね。
あとは準備面です。
レース前日、当日に是非飲んでおきたいサプリメントなどはおありですか?
もし必要なものがあるならそれは遠征先の薬局で買おうとは考えないで下さい。
普段近所で手軽に入手できるものでも、出先で簡単に入手できる保証は全くないです。
最悪の場合、薬局を数件はしごしても手に入らないなんて事もあります。
レース前日に費やすには勿体の無い疲労行為です。
サプリメントに限らず、当日必要なものは予め想定して準備しておくのが賢明です。
なぜここでサプリメントと書いたかと言いますと、走る事に間接的に関わるものは忘れがちになったり、後回しに考えられる事が多いのです。
走る為の直接的な装備、ウェアからシューズなどは忘れにくいものですが、その周辺のサプリなどは忘れがちになりやすいものです。
それでいてメンタルに大きく作用するものなので注意が必要です。
あとはレース中に補給したいものもそれに該当しますね。
ショッツやパワージェルなど、軽量に携帯できてエネルギー補給できるものは一応準備しておきたいものです。
レースで給水所や補給食が準備されているとは言え、それが全参加者に充分に行き渡る事を保証しているレースはありません。
最悪の場合でも、簡単な糖質補給を一発ぐらいは準備しておいた方が安心です。
ま、こんな事言い出したらキリもない、
確かにどっかの高速道路開通前の記念レースでお水すら無くなって干上がって、えらい目にあった人がいたとかどうとか、、
普通のロードレースなら最悪でも自販機ぐらいどこかにあるからね、水分に関してはどうにかなります。
最後に一件、もの申したい事があります。
レースの出走前までの防寒方法です。
東京マラソンはなぜかあまり天候に恵まれないようで、かつては小雪のちらつく日もありました。
そんな中で場合によってはスタートまで小一時間かかったりするのです。
防寒対策は必須であります。
マラソン界で古くはゴミ袋をかぶったりして冷えを凌いだようです。
現在ではゴミ袋から、100均のカッパなどに遷移し、愚かしくもランニング大手のアシックスがそれ専用のゴミ袋みたいなかぶり物を売り出す始末。
これってちょっと裏技みたいに考えられているようだけど、実際こんなのがまかり通るってどうなのかと思います。
捨てる為に用意されるものって??なんかとてつもなく違和感を感じます。日本の心に反するような、、、
どっかのレポでも、「100均のカッパをスタート後にスタッフに「捨てといて下さい」と言って渡します!」などと堂々と書かれていたり、またどこぞのサイトでは使い捨て防寒グッズを特集したりしています。
例えば東京マラソンでそれを全員がやってしまったら3万着のカッパがほんの1〜2時間の防寒だけの為に捨てられてしまいます。
とてもじゃ無いけどスタッフも受け取れませんね。
現状でも道に投げ捨てられているのを良く見かけます。
価格で言えばカッパは100円だし、ビニール袋なら数円かもしれません。
でもその心はどうなの?
はっきり言って驕りじゃないかな?と思います。
価格は対価だけど、たかだかマラソンの為にそんなに粗末にする必要があるのかなって、、
値段の問題では無く、モノを無駄にしているように思います。
こんな時代でなかなか豪気な話しです。
これも少数なら文句もなかったのでしょうが、今やネコも杓子も安易な方法に飛びつく時代です。
過半数がそうしてしまったら問題になるのもやむを得ない、そんな勢いを感じます。
捨てる事を前程に安易に考え過ぎじゃないかな〜って、、
じゃあお前はどうすんだよ?
と言われるでしょう。
私はこれを使っています。
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ここでは緑が表示されていますが、これの白です。
何故白にこだわるのか?
それはゼッケンが透けて見えるからです。
少なくともレースで走る以上ゼッケンが必ず見えている必要があります。
中には全く透けていない上着を来ているランナーも見かけますが、そんなの以ての外です。
マナー違反と言うよりルール違反です。
うるさく言うとゼッケンの上に着衣する事すらルール違反かもしれないけど、ゼッケンが見えていればそれは言えない。
限りなくグレーの手法かもしれないけど、限りなく合理的でもあります。
そしてこのウェア、走り出して体が暖まればウェアのポケットに詰め込んで片手程度の大きさに収納できます。
そうしましたらあとはポケットなりウェストポーチに放り込んでしまえばいいのです。
少なくともゴミにもならず、また使用できます。
無くさない限り何度でも使えます。
ちょっと価格は高いかもしれないけど、100円であれ1時間で捨てるよりも、数千円のものを大事に何度も使う方が精神衛生に良いように思います。
例えば極論、安易な理由で百円玉をどっかの川にでも投げ捨てられるか?って話しです。
私にはそれはお金を無駄にしているとしか思えない。
考え方は皆様それぞれおありでしょう。
私はたまたまそういう考え方なだけなのです。
使い捨てとか、そんな感覚は私の性分に合いません。
道具は気に入ったものを大事に使いたいのです。
ここではあくまでもそんな私の性分に合わせて記事を展開させて戴きます。
ここで紹介したもの以外にも
Mountain Hardwear というメーカーからも似た感じの軽量なものがリリースされています。
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こちらはちょっと高価、確かウェアの背面にあるポケットに収納できたと思います。
但しこちらはアノラックタイプの為、走りながらの脱着が少し面倒かなと思います。
コスパなどを鑑みるとモンベルの方がお勧めです。
でも実は私はMountain Hardwearが好きなので、予算が許せばこちらを選んだかもしれません。
どちらも信頼できるメーカーです。
但し、Mountain Hardwearはサイズ選びに注意が必要です。
殆どのモデルでインターナショナルサイズ表記がされているようなので、実際のフィッティングを確認してからの購入が必要だと思います。
このアノラックでのサイズはわからないですが、このメーカーのダウンジャケットを先日買ったのですが、
身長174cm体重62kg、普段の国内サイズはLかMですが、そのダウンジャケットはなんとSでした。しかも若干大きめ、、、
海外サイズ恐るべし。
ちなみに上のモンベルのジャケットはピッタリサイズでMを使用しています。
ご参考までに。
と細々書きましたが、もう実際一週間前になればできる事なんてほんのわずか。
些細な穴埋めでしかありません。
でもそれが楽しい作業でもあります。
逆に言えばできる事なんかもうないの、ここまでくれば頑張る必要も無く、あとは色々考えてぬかりなく準備するだけ。
私はそんな一週間はけっこう好きなひとときであります。
では皆様抜かり無く、最後の一週間を楽しんで、より良いレースをお迎え下さい!!
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